近年、DJコントローラーの価格が下がり、誰でも手軽にDJプレイをする事ができるようになりました。
この記事ではどこでもDJができる!持ち運びに便利なDJコントローラーを紹介します😎
最近では、PCDJだけではなく、スマホやタブレットでもDJができますね。特にアプリをダウンロードしてiPhoneかiPad、その両方で使えるコントローラーが人気ですね。
こんな方にオススメ
- 初心者ならまず安くて簡単な物がほしい
- プロならサブ機として持っておきたい
- 営業先はもちろん旅行先でも使いたい。でもメインのコントローラーは移動時に心配
- はたまた、私のように、アウトドアなどの屋外でも使いたいけど故障が心配
- 持ち運びケースを買ったが、やはり重い
そんな方に、安価で持ち運びやすいコントローラーをご紹介します。
メーカーは2大巨頭 numarkとPioneerから紹介します。
numark編
安価で使いやすくてメイン機としても人気です。旅行先のクラブで見た経験から、ヨーロッパではかなり使用している人がいました。
またこれから紹介するのはPCはもちろんですが、スマホ、タブレットでも使えます‼️
しかし、紹介するnumark製コントローラーはPCから音を出す事はできません。スピーカーの接続が必要です。出先の環境に応じてスピーカーを用意しましょう。
numarkから3つ紹介
DJ2GO2
なんとこいつ、DJコントローラーの中で最小サイズ
横幅が314 縦86 高さ1.6 重さ0,3kgと極軽極小です。
15インチのMacBookよりも小さいです。13インチだとマウスパッドにぴったり収まるくらい。小さすぎて、PCさえ置ければそこだけでPLAYできます😋
サウンドカードは44.1kHz,16bit対応 と低い気もするが、必要最低限で問題なし。
もちろんオーディオインターフェースを搭載してます。曲の選択は1/8ステレオミニジャックのヘッドフォンで聞きながらOK!スピーカーへの出力もステレオミニジャック。RCAケーブル、いわゆる赤白線は使えません。
SYNCやQUEなどの基本的な動作はあたりまえです。ピッチフェーダーもちゃんとあります。
パッド×4も搭載し、ホットキュー、サンプラーやイコライザーやループもできます。
そしてもはや当たり前となったUSBバスパワーです。電源の心配なし。
公式もアナウンスしてますが、serato lite(前はserato introの名称ですが、動作に支障なし)を最初からマッピング。serato liteが最初から同封されてます。でもこちらは無料でダウンロードできますし、サブ機としてお使いならPROを持っているでしょう。
しかし、他のソフトも使えますので、あくまで予備知識としてお考えください。
デメリット
- RCAケーブルが使えない
- ジョグホイールがtouch式じゃない (これが最大のデメリット、play中に衝撃を与えないでください)
- むしろ小さすぎ😂
- HI.MID.LOWのボリュームがない。(MASTER LEVELとLEVELの音量系のツマミ2種類のみ)
- HI⇒TREBLE 高音域
- MID⇒MID 中音域
- LOW⇒BASS 低音域
- TRIM⇒GAIN 音のボリューム
最大のデメリットですが、こちらのジョグホイールはtouch式ではありません。
しかしやっとTOUCH式のコントローラーが発売されました!
スクラッチを多用する方はこちらの最新モデル
DJ2GO2 TOUCH
こちらはジョグホイールにtouchセンサーを搭載した最新モデル。
上記のメリットを踏襲しつつ、デメリットであったジョグホイールをtouch式に改良。このサイズでスクラッチが簡単にできるようになりました。
買うなら断然こちらです。
Party Mix
こちらは私の超絶オススメ品
幅325 奥行き197 高さ5.1センチのほぼA4サイズで、重さは0.8kgでかなり軽いです。
サウンドカードは不明。公式も不記載。ですが、音質が悪いという事は全くなし。恐らく最低でも24bit/48khzはあるでしょう。もう一度言います、音質は問題なし👍
出力はRCAケーブルで通称赤白線で1/8ヘッドホン端子と普通のコントローラーの変わりなし
電源はUSBバスパワー
付属ソフトウェアはVirtual DJ LEですが、2019年3月頃にSerato DJ LEに変更されました。
バーコード横のシリアルナンバーの頭文字でどちらのタイプかわかるようになってます。
また、購入時に付属ソフトウェアが記載されているはずです。
どちらも無料でダウンロードできるのですが、一応掲載しておきます。
シリアルナンバー頭文字が
- NならVirtual DJ LE
- AなSerato DJ LE
そして、コントローラーのすごいところはLEDイルミネーション機能を搭載していて、曲のBPM(テンポ)に合わせて演出が変わるんです。不要な時はOFFにもできます。他にもパターンがありますが、買ってからのお楽しみ。4パターンのイルミネーションとOFFで計5パターン。
色は赤青緑の信号機カラー笑笑 これがかなり光ります。夜間の屋外で光らせるとなんちゃって野外フェスになります😂
オーディオインターフェース搭載でモニタリングも問題なし
機能的には一般的なコントローラーと同じです。SYNCからQUEやピッチフェーダーはもちろん搭載。パッド×4搭載でPAD MODEのボタンを押す事によってそれぞれCUE,LOOP,SMAPLER,EFFECTを使用可能。
デメリット
- ジョグホイールがtouch式じゃない (スクラッチをする方はとても使いづらいです。)
- MIDのつまみがない (曲の歌声を下げたり上げたりする時はこちらを使うことが多いと思いますが、こちらつまみ自体がないので調整不可能)
- PADがプラスチック (PADを多用する人は指先が痛くなるかもしれません。)
しかし、出先でちょっとPartyしたい時や、軽くMixする程度でしたら余裕でこなせます。
追記
キャンプで使用しました。LEDイルミネーションのおかげで野外フェス状態に。笑笑 かなり発光しますので、遠くからもピカピカしていることがわかります。プレイを見ている側はすこし眩しいかもしれません笑笑
Pioneer編
体感として世の中のDJの約半数かそれ以上がPioneer製を使用していると思います。日本はもちろん、欧米、カリブ、ヨーロッパ、アジアなど、かなりのユーザーが選択する間違いないブランドですね。私も2機持ってます。
さて、Pioneerのコントローラーはnumarkのように持ち運びやすい物がないんです。というより、numarkが持ち運びに特化しすぎなんですけどね。
結論を言ってしまうと、最初に紹介したDJ2GO2 TOUCHのダントツ優勝です。😂
しかし、Pioneer Loveの方もいますね。ファンが多いのも事実。そこでPioneer編では持ち運ぶ際のことも考えつつ機能面を重視して紹介していきます。
DDJ-200
こちらはPioneerのコントローラーの中で1番小さく軽いモデル。そして最安値
公式ではスマホのプレイを簡単にできますというようなニュアンスで紹介してますが、もちろんPC接続もできます。
幅378 奥行き208 高さ48.2 重さ1.2kgとnumarkよりはでかく重い。(numarkがやりすぎ)
電源はUSBバスパワー
そしてPioneerさんのうれしいメリット、スピーカーに接続しなくともスマホ、タブレット PCからも音を出せます。
また、たくさんのアプリやストリーミングサービスに対応してます。
- アプリはWeDJ,djay,edjing Mix
- ストリーミングはSpotify対応。
他にもありますが、Spotifyをお使いの方が多いでしょう。
ですので、やはりサブ機として持つといいでしょう
デメリット
- 推奨されているスマホやタブレットの使用だが、スペックが低いと、操作性がかなり落ちる。
- djayの Spotify利用停止
- スピーカー接続が面倒。スプリットケーブルという同封されているケーブルでスピーカーと接続するんですがちょっと手間
気になる機能面ですが、特に書くこともないくらい完璧。PADは8つあり、Pioneerに慣れている方は安心して使えます。
さて、持ち運びですが、Pioneerの中でも1番軽量のモデルです。重さはnumarkに負けていますが、1.2kgなんてめちゃくちゃ軽い分類です。牛乳1リットル1本くらいです。
こちらはスマホ用スタンド付き
こちらはモバイルバッテリーが付属する太っ腹使用
DDJ-400
こちらはダントツ1位の人気モデル
DDJ-400はコスパもPioneerの中で1番良く、機能面も完璧。外見から機能面はクラブスタンダードモデルという事で、クラブでPlayするに困らない機能を搭載。
サブ機として考えるならむしろ高級品になります。😂😅ですのでここでは機能面や、接続に関して記載しません。
では、持ち運びに関して重要な本体の仕様を覚えておきましょう。
幅482 奥行き272.4 高さ58.5 重さ2.1kgっとクラブ使用のコントローラーではトップクラスの手軽さ。専用のキャリーバッグも同時に購入しておけば、移動時に安心です。
重さをデメリットにしても機能面で余裕でカバーされますね。
デメリット
- 約2kgと手運びでは重い
- 値段が高い(前述した中では一番値が張る)
- 野外やキャンプなどのアクティブな環境ではサブとして持っていても不安
PCスタンド付き
以上、計4つの商品を紹介しました。他のメーカーさんも持ち運びに使えるコントローラーがありますが、故障時のサポートに不安ありですし、人気の2メーカーから紹介しました。
用途や目的に沿って選んでみましょう。